咽痛から始まる風邪をひき、あれよあれよという間に関節痛と38度の発熱となり、胸痛も発生。
鍼灸院にて治療を受け、大分楽になったが、咽痛と咳が残った。
咳は乾いた咳で痰は絡まず、横になると咳が苦しく安眠出来ない。
現在も汗をかいており、座位でも咳もしている。
他に食欲も落ちており、便秘気味。
最初は風寒の邪を感受したが、邪が熱化した状態で肺陰を乾かしていると判断。
肺熱が咽頭部まで波及し、咽痛を残している。
肺陰を潤す処方が必要だが、まだ肺熱も治まっていない。
そこで肺陰と肺熱に対する漢方薬をご用意しました。
先日ご来店になり、咳はすぐに良くなり、安眠出来るようになったとのこと。
今後は体質的に弱っている肺と腎の陰虚を重点的に補強していくことで、体調を安定していけば良いと思われます。