更年期の漢方

婦人科〈症例など〉

当店では更年期症候でご相談の方が比較的多く来店されます。

既に婦人科などでホルモン療法や漢方薬(エキス)を処方されていたりして、治療に通われてますが、症状の改善が見られないかホルモン療法に不安を持たれ、本格的な漢方治療を望まれて当店で漢方薬をご用意させていただいております。

漢方薬を取り扱う東洋医学は西洋医学と違い「陰陽」を非常に重要視します。

「陰陽」とは東洋医学独特の考え方で、一般的に「陽」は温める・活動・興奮などの動的なものを表し、「陰」は冷やす・睡眠・鎮静などの静的なものを表します。

東洋医学ではこの互いに対立する「陰陽」が体内で同時に存在し、お互いのバランスを取りながら生命活動を行っていると考えられており、このバランスがある程度釣り合っていると、日常生活を快適に過ごせるようになります。

婦人科での治療の場合、病名漢方で漢方薬を処方されることが多く、これは所謂対症療法となるため多少の効果はありますが、本来の身体のバランスを正していくとは言えません。

東洋医学的に「更年期症候」はこの「陰陽」の「陰の不足」によってそのバランスが崩れていることが多く、漢方薬を服用することでこのバランスを正していく治療を行います。

「陰」を補充する「補陰」の働きのある漢方薬は、「陰」という身体を構成するものを補う働きがあるため、皮膚を潤したり、骨や筋肉を強化する働きも備えています。

加齢に伴う乾燥肌や骨の弱りなどにも効果があるため、是非とも漢方薬での治療をお勧めします。

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