瓊玉膏のお話(その4) 瓊玉膏 2024.06.28 これまで地黄が漢方に腎に働くことをお話しましたが、この地黄-実は肺にも働くのです。 ここでも漢方と西洋医学の違いがあり、西洋医学の肺は専ら呼吸のみに関係していますが、漢方ではそれ以外に肺と皮膚の関係を重視しています。つまり肺が元気で潤いがあると、皮膚も潤い張りが出てきて艶やかになります。この地黄という生薬は肺に潤いを補い保たせる働きがあるのです。このことが瓊玉膏という薬がアンチエイジングだけでなく、皮膚に張りと潤いをもたらしてくれる働きを期待できるのです。... この続きはまた次回に。