2024-08

全身症状〈症例など〉

多汗症

多汗症にてご相談の男性。汗の出方として、私たちは虚実を区別しないといけません。汗はサラサラかべっとりか、風邪をひきやすいかどうか、冷えがあるかどうか、口渇の有無などなど。この方の汗はサラサラで風邪をひきやすく、冷房などでは足がすぐ冷たくなる...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その12)

今回は蜂蜜(ハチミツ)について....ホットケーキにかけておいしい蜂蜜ですが、漢方ではホウミツ・レンミツとも呼ばれ、八味丸や六味丸などの丸剤(生薬を粉にしてそれに蜂蜜でねりこみ、丸い塊にした製剤)の原料になるばかりではなく、滋養強壮の働きと...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その11)

今回は沈香(ジンコウ)について....この生薬は漢方では理気薬に分類され、理気とは気の流れを調節しつつ、その流れを良くする効能をいいます。漢方の概念では気が身体を滞りなく巡ることが非常に重要で、血液やリンパや各組織の動きを調節したりしていま...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その10)

前回に引き続き茯苓のお話。この茯苓という生薬、漢方でいう脾(主に消化器など)の働きを助けるのですが、脾の働きで重要なのが飲食物からの水分を全身にまんべんなく行き渡らせることにあります。この脾という臓器は適度な水分を必要としますが、あまりにも...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その9)

今回は茯苓(ブクリョウ)のお話。茯苓という生薬・・・実はキノコの仲間なのです。あのマツタケやシイタケなどと同じ菌類の一種で、木に寄生してその栄養分を取ることにより生活しています。菌類はカビのように湿った場所に好んで生えるので、その仲間の茯苓...
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