萎縮性胃炎の症例

消化器〈症例など〉

萎縮性胃炎にてのご相談。

20~30年前からの症状で、空腹時に胃が痛く、胃が重くなったりする。

食後も少し経つと胃痛が生じる。

便秘症であり小便には頻繁に行く。

口の渇きはあるが、がぶがぶ飲むのではなく、チビチビと飲む傾向であり、口内炎ができやすい。

舌を見ると乾いており、舌苔は乾燥し黄色っぽくなっている。舌尖は赤い。

傷寒論の247条にある「脾約」とみて、麻子仁丸を主とし、胃の陰虚も見られるためそちらの方剤も合わせてご用意しました。

先日ご来店され、お伺いすると、漢方薬を1回服用したところ、すぐに症状の改善があり、痛みはあれから全くないとのこと。

また、便通も具合よく出ているとのことで、胃熱と胃の潤いを改善する方向性で良いとみて、しばらく服用を続けていくようにお話ししました。

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