大学の薬用植物園にお邪魔して、薬草の見学に行ってきました。
急な訪問にも関わらず、薬用植物園のスタッフの方には丁寧に薬用植物の説明を聞かせていただき、大変感謝しております。
植物により開花の時期が違い、またタイミング的に今はあまり花をつけていない植物が多いとのことでした。
たくさんの薬用植物を見学させていただいたのですが、今回は花が残っていた「黄金花（コガネバナ）」を見ていただければと思います。
この植物、花の色は綺麗な紫色なのですが、この根茎は綺麗な黄金色の切断面が見られ、それが名前の由来とのことです。
また、生薬名は「オウゴン」と言い、清熱解毒（過剰な熱を冷まし、化膿性疾患の治療にも使用する）の働きがあり、大変重要な生薬となります。
今後も訪問させていただき、季節により様々な姿を見せてくれる薬用植物の紹介をしていきたいと思います。
