お知らせ

瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その7)

今まで瓊玉膏の地黄と人参の働きをお話してきましたが、今回は枸杞子(クコシ)について...。枸杞子は薬膳などでよく使われる食材ですが、漢方では肝を潤す働きがあります。漢方における肝という臓器は自律神経の調節や筋肉などをしなやかにする働きがあり...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その6)

人参が脾に働くことを前回お話しましたが、この脾という臓器は漢方では「肌肉を主る」といわれ、肌(皮膚)やその下の組織に栄養を供給する働きがあります。皮膚に栄養が行き渡れば、当然皮膚に張りが出て健康的な状態を保つことが出来ます。つまり内(胃腸)...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その5)

前回までは地黄という生薬についてお話してきましたが、今回からは瓊玉膏の構成生薬の中でも重要な役割をする人参(ニンジン)に焦点をあてたいと思います。この生薬はとても有名なお薬で一般に「朝鮮人参」として広く知られています。人参は漢方でいう五臓(...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その4)

これまで地黄が漢方に腎に働くことをお話しましたが、この地黄-実は肺にも働くのです。ここでも漢方と西洋医学の違いがあり、西洋医学の肺は専ら呼吸のみに関係していますが、漢方ではそれ以外に肺と皮膚の関係を重視しています。つまり肺が元気で潤いがある...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その3)

前回、地黄が腎の働きを良くするお話でしたが、腎の働きの1つとして髪に働きかけます。漢方では腎と髪の毛は密接な関係を持ていまして、腎が元気であると髪の毛も艶やかで張りがあり白髪になりにくくなります。この働きにより瓊玉膏がアンチエイジングに働き...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その2)

瓊玉膏に含まれる地黄ですが、身体を潤す以外に漢方医学でいう腎を補う働きもあります。この腎という臓器、西洋医学では血液をろ過して尿の生成をコントロールしていますが、漢方医学では生命力を支配している臓器であり、この臓器は年を取るにつれて衰えその...
瓊玉膏

瓊玉膏のお話(その1)

みなさん瓊玉膏(ケイギョクコウ)というお薬はご存知ですか?このお薬は中国の宋の時代に誕生したお薬で、時の皇帝がお抱えの医者たちに命じて子孫の繁栄を目的として作らせた高貴薬(値段が高く貴重なお薬)なのです。このお薬に含まれる地黄(ジオウ)は貴...
頭・眼・鼻・耳・のど〈症例など〉

咽痛の漢方

最近、咽痛を訴える相談が多くなっています。新型コロナ陽性の方(家族からの相談)や風邪にかかって咽痛を主訴とする場合です。軽い場合なら「銀翹散」の製剤で、錠剤やエキス細粒などがあり、早めに服用されると大分楽になります。症状が強くなってくると、...
消化器〈症例など〉

複雑な便秘症

便秘の症状でご相談。しかし簡単な便秘ではなかった。現在クリニックでは下剤を処方されているが、以前に肛門を手術されており、頑固な便秘だが括約筋の働きがうまくいかないため、もれてしまうことがあり、外出もままならない。医者からは肛門に負担がかかる...
泌尿器〈症例など〉

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)でご相談の女性。クレアチニンは6以上ありDrからは透析を勧められている。年齢も80歳以上ということであまり体に負担をかけずに漢方薬で少しでも良くなれればとのことであった。ご本人の希望を尊重して、あまり体に無理をさせないよ...
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